2025.01.31 Fri
その企業カルチャー、何割が認識していますか?【ぶら談vol.3】
突然ですが、皆様は自社の企業カルチャーをどう感じていますか?
そもそも自社のカルチャーを理解し、意識していますか?
本日の執筆はDoBrandingチームのINUIです🐶
私は中途でドーマン・アイシーに入社したのですが、
新卒1~2年目は社員数1万人規模の全国的に名前の知れた企業で働いていました。
月に一度(数年前の事で明確な回数は間違っているかもしれません。)行われる支店全体朝礼で毎回、
全員で企業理念を読み上げていた記憶があります。
・・・が、私個人的には企業のカルチャーが会社全体に浸透しているとは感じておらず、
「企業理念の文言は覚えたけど、覚えただけ。」という状態でした。
私にとってはほとんど意味のない理念になっており、
普段の業務中に理念やカルチャーを意識する事は全くありませんでした。
実際に企業カルチャーを意識している方は全体の「約7割」?!
2024年、Unipos株式会社が「企業カルチャー白書2024」として
企業カルチャーの現状と意識についての調査を発表していました。
10代~60代の正社員2000名に取ったアンケートの結果、
「企業カルチャーを意識している」と答えたユーザーは約77%!
私の想定よりもかなり高い数字でした。数年前の私は3割に入っていたんですね。
企業カルチャーを意識する機会は「上司の姿勢や指示」「経営者の方針など」が上位に入っており、
経営層や役職者と、社員の距離が近い企業の方が、カルチャーを感じやすいのかもしれませんね。
実際に私は社員数20名以下のドーマン・アイシーに入社してからは
企業カルチャーを肌で感じる機会が増えました!
現在の企業カルチャーに満足していない方が約半数!
一方で、自社の現在のカルチャーを「変革すべき」と考えている方が全体の半数を超えており、
現在の企業カルチャーを必死に浸透させていくことが、
企業の統一感を出したり、ブランディングを確立していく上で
果たしてベストな方法なのか?という疑問が残ります。
年齢問わず「意識している」方が7割以上、
「変革すべき」と考えている方が多いという事は、
その時々の企業状況に合わせてカルチャーを変革することで、
企業カルチャーを意識している7割の意識がより高まり、残り3割にも派生していくと思いませんか。
「企業カルチャー白書2024」調査の全貌・ソース元はこちらから!
【事例紹介】4社統合にともなう
社員参加型企業カルチャー策定プロジェクト
ここからは弊社のブランディングリーダーが過去に手掛けたプロジェクトのご紹介です。
◆課題
関連会社合計4社が統合し、新たな1社に生まれ変わるタイミングで、
それぞれ異なる企業カルチャーを持っている4社の社員間の一体感を
どのように醸成するかが課題に上がりました。
◆施策概要
4社からそれぞれプロジェクトメンバーを選出し、
合同で企業カルチャーを作成するプロジェクトを実施!
具体的には、新会社のテレビCMクリエイティブを作る!というものです。
◆効果
企業のテレビCMとはその企業が対外的に何を言うか=どう思われたいかを示す、
まさにブランディングに直結するコンテンツですよね。
異なる4社から集まったメンバーが
「自分たちの会社はどんな会社?」
「取引先やステークホルダーにとってどんな存在?」
「どう思われたい?どんな存在でありたい?」
といった企業の在り方を協力して考えることで、
自ずと大切にしたい考え方や軸が浮き彫りになり、
プロジェクトメンバー間でのカルチャーが生まれ、新生企業としての足並みが揃いました。
◆社員参加型プロジェクトが企業カルチャーを作る!
企業カルチャーや理念は、経営者の「うちの会社はこうだ」という想いをもとに
策定するものですが、その方法だけで、現場の社員のモチベーションは上がるのでしょうか。
先ほどの事例や、【ブラ談vol.2】で紹介した事例のように、
社員が企業カルチャーに触れる、又は考える機会を与えることで
一気に企業カルチャーが自分事化され、意識する頻度も増えるのです。
Do Brandingでは、企業カルチャー策定のお手伝いが可能です!
Do Brandingを手掛ける弊社ドーマン・アイシーは設立24年目に入りましたが、
過去2回大きな企業理念の改定を行っています。
もちろん私も改定の際のプロジェクトに参加しました。
年代も境遇も違う社員同士で、まさに「ドーマン・アイシーのコアな部分」を
話し合い、議論することで、企業理念に掲げている言葉の意図を理解できましたし、
社内メンバーの発言から「ドーマン・アイシーはこういう会社なんだ」という
まさに企業カルチャーそのものを肌で感じ取る事もできました。
企業カルチャーの浸透や認知・社員の足並みの揃え方でお困りの皆さまへ
クライアントの皆さまのビジネスの成功を、コミュニケーションの力でお手伝いしたい、
そんな気持ちを持った集団Do Blandingに是非一度ご相談ください!
クライアント様それぞれの状況に合わせた、
コミュニケーションを通したインターナルブランディングをご提案させてくださいね!