2025.04.15 Tue
よく聞く「応援される企業」って結局どんな企業?【ぶら談vol.7】

突然ですがみなさまは個人的に応援している企業、ありますか?
急にそんなこと聞かれても・・・と思う方、多いのではないでしょうか。
では「なんか好きだな」でつい選んでしまう商品やサービスはありますか?
・・・これは思い浮かんだ方、多いのではないでしょうか!
その「なんか好きだから選ぶ」という行為こそ、実は無意識のうちにその企業を応援しているという事だと、私は思うんです!
「なんか好き」が無意識に生まれている企業こそ、「応援されている企業」!
本日の執筆は、コーヒーを買うときは無意識にセブンイレブンに足が進み、
スーパーに行くときは家から一番近いところではなく、
少し離れたところを無意識に選んでいるDoBrandingチームのINUIです🐶
本日のタイトル、「応援される企業ってどんな企業?」に対してまずは結論をお伝えしました。
「なんか好き」で消費者が「選ぶ」という行為は、結果として企業の売り上げに繋がっています。
この「選ばれる理由」を企業がいかに作る事が出来るかが、「応援される」かどうかを決めるのではないでしょうか。
ただその「選ばれる理由」には本当に様々な形がありますし、
逆に「選ばれない理由」もたくさんの形があるわけです。
だからこそ「なんとなく」選ばれることがとっても大切。
人間に例えると分かりやすいと思います。
国民的アーティスト、サザンオールスターズでさえ、好きな人もいれば嫌いな人もいます。
社内でどれだけ人望を集めている人でも、その人のことを良く思わない人もいます。
これって企業にも同じことが言えるのではないでしょうか。
全員から好かれ、全員から同じように選ばれるのは難しいですよね。
自社の良さを分かってくれる方に、なんとなくでもいいので選んでもらう事が大切です。
社員一人一人の行動が、消費者の「なんか好き」を作る!
消費者は「なんか好き」という曖昧な感覚で日々幾つもの選択をします。
この選択の裏側には各企業の「自社の強みを正しく消費者に伝える」取り組みが隠れています。
この「正しく伝える」というフェーズが成功するか失敗するかにおいて重要な要因の一つが「社員が自社のパーパスや強み、ブランドを正しく理解しているかどうか」です。
私がよく行く、家から少し離れたスーパーは
「毎週水曜日は店長の名前にあやかってセールしちゃいます!」というローカル感満載な張り紙が登場するのですが、普段買い物をする中で関わる事の無い「店長の顔が見える」取り組みが何となく親近感と安心感を醸成してくれており、このスーパーを利用したいという気持ちにさせてくれます。
実際にこのスーパーの企業を調べてみると、トップメッセージにこんな言葉がありました。
【おいしい・たのしい・あったかい こころを大切にする企業を目指します】
なるほど、と思いませんか。トップの想いが社員に浸透し、消費者に選ばれる理由となっています。
インターナルブランディングこそ、最大のブランディング。
応援される企業をつくるには、外に向けた発信よりも先に、「自社の中の人たち=社員や関係者が“応援したくなる状態” 」を整えることがとても大事です。
この「内側から整える」取り組みを インターナルブランディング といいます。
・自社の理念や目指す姿に、社員が共感しているか?
・社員自身が、自社の魅力を“自分の言葉”で話せるか?
・社内コミュニケーションに、ブランドらしさがにじみ出ているか?
こうしたことを一つひとつ丁寧に整えていくことで、社内のエンゲージメントが高まり、自然と“外から見ても魅力的な企業”になっていくんです。
応援される企業とは、社員自身がファンであり続ける企業でもあります。
自社らしさが上手く伝わらず、モヤモヤを抱えているみなさまへ
どんな企業にも、“らしさ”の種は必ずあります。
それを見つけて、磨いて、社内外にじんわり、正しく、しっかりと伝えていくこと。
そのプロセスが、応援される企業=愛されるブランド への第一歩です。
まずは、自社の「らしさ」を一言で言うと? を考えてみるところから始めてみてください。
「商品やサービスには自信があるのに選ばれないのはなぜ?」
「他と何が違うんだろう?」
「うまく魅力が伝わっていない気がする・・・」
みなさまの思考がぼんやりしてきて迷いが生じているなら、インターナルブランディングに向き合うタイミングかもしれません。
わたしたちDoBrandingチームは、企業の“らしさ”を見つけ、伝え、育てていくパートナーです。
応援される企業を目指すなら、まずはお気軽にご相談ください🐶✨